カーリースは、新車に乗れる魅力的なサービスですが、契約前にしっかり比較検討しないと、思わぬトラブルや後悔に繋がる可能性があります。
この記事では、カーリースを検討している方が契約で後悔しないように、カーリース会社選びで失敗しないための比較ポイントを詳しく解説します。
カーリース料金を比較する際の11ポイント
1.月額料金に含まれるリース費用の内訳(税金、保険料、整備費用、車検費用など)
カーリースの月額料金は、カーリース利用における最も気になるポイントの一つではないでしょうか。
月額料金には、車両本体価格以外にも自動車税、保険料、整備費用、車検費用など、さまざまな費用が含まれます。
しかし、カーリース会社によって異なるため、各社の内訳をしっかり確認して、比較することが重要です。
基本料金 | 車両料金 |
税金 | 自動車税、軽自動車税、消費税 |
保険料 | 自賠責保険、任意保険 |
整備費用 | 車検、点検、オイル交換、タイヤ交換等 |
その他の費用 | 諸費用、事務手数料 |
2.カーリース会社によって異なる、選べる車種やグレード
カーリース会社によって取り扱う車種やグレードは異なります。
特に、レクサス・ベンツ・BMWなどの高級車は取り扱いが少ないため、選択肢が限られることがあります。
希望の車種があるかを事前に確認しましょう。
3.契約期間(リース年数)
契約期間によって月額料金は大きく異なります。
短期リースと長期リースでは費用の違いがあり、一般的には、契約期間が長いほど月額料金は安くなります。
自分のライフスタイルに合った契約期間を選びましょう。
◆月額料金は契約期間でどれくらい違う?契約期間と費用の関係
契約期間が長いほど、月額料金が安くなる傾向があります。
これは、長期間にわたるリース契約の方がコストを分散できるためです。
◆選ばれている人気のリース期間
多くの利用者が選ぶリース期間は「3年から5年」です。
この期間が最もバランスが良く、月額料金も抑えられることが多いです。
◆短期間で気軽に乗り換えたい場合
短期間(1年未満)のリースを希望する場合は、月額料金が高くなることが一般的です。
頻繁に車を乗り換えたい方にはおすすめですが、費用面での負担が大きいことを考慮しましょう。
◆長く乗り続けたい場合
長期間(5年以上)のリースは、月額料金が低く抑えられる傾向にあります。
しかし、契約満了まで同じ車に乗ることになるため、慎重に選ぶことが重要です。
4.契約方式は「クローズドエンド」?それとも「オープンエンド」?
クローズドエンド方式は、契約満了時に車の価値が保証されるため、リスクが少ないです。
一方、オープンエンド方式は残価精算が必要となる場合があるため、契約終了時に追加費用が発生する可能性があります。
クローズドエンド方式 | 契約期間終了時に車を返却するプラン |
オープンエンド方式 | 契約期間終了時に車を買い取ることもできるプラン |
5.頭金や初期費用の有無
頭金や初期費用が必要かどうかも重要な比較ポイントです。
多くのカーリース会社では、頭金や初期費用は不要です。
しかし、会社によっては必要となる場合もあるので、事前に確認しましょう。
頭金があると月額料金が低くなる場合がありますが、一時的な出費が大きくなります。
6.走行距離制限の有無
走行距離制限があるかどうかも、会社によって異なるため確認しましょう。
走行距離制限を超えると追加料金が発生することがあります。
自分の車利用時の走行距離に合ったプランを選びましょう。
7.残価精算の有無
契約期間終了時に車の価値を査定し、その価値とリース期間中の支払い額の差額を支払う制度です。
残価精算があるプランでは、月額料金が安くなる傾向があります。
ただし契約満了時に車の価値が下がっている場合、追加費用が発生することがあります。
残価精算の有無を確認し、リスクを把握することが大切です。
8.契約満了後の選択肢・車両の扱い
契約満了後は、車を返却するか、買い取るかを選択できるプランがあります。
契約満了後に車を返却するのか、購入するのか、または新たにリース契約をするのか、自分が契約を予定しているプランの選択肢を確認しましょう。
買い取る場合は、残価精算制度を利用できます。
9.リース中の事故や故障、万が一の時のサポート体制
リース中の事故や故障時のサポート体制も重要です。
リース会社がどのようなサポートを提供しているかを確認し、安心して利用できる会社を選びましょう。
確認しておきたいサポートの主な項目は「故障時の修理」「車検代行」「保険の手続き」等です。
10.途中解約の対応・解約手数料について
事情により契約を解約する場合、解約手数料が発生する可能性があります。
途中解約が可能かどうか、解約費用の金額等、契約内容を確認するポイントです。
11.独自サービス・オプション内容
各社の独自サービスやオプション内容を比較することも重要です。
キャンペーンや割引サービス、メンテナンス料金、車のカスタマイズなどを確認しましょう。
◆キャンペーンの有無
キャンペーンを実施しているかどうかを確認し、お得なプランを利用しましょう。
◆ガソリン代やオイル交換費用の割引の有無
ガソリン代やオイル交換費用の割引があるかどうかを確認しましょう。
これにより、日々の維持費を抑えることができます。
◆メンテナンスプランや料金
メンテナンス料金が含まれているかどうかも確認しましょう。
含まれている場合、追加費用を気にせず利用できます。
◆車のカスタマイズ
車のカスタマイズが可能かどうかを確認しましょう。
自分好みにカスタマイズできると、より満足度の高いカーライフを楽しめます。
◆残価精算や走行距離制限などの制約をないプランの有無
残価精算や走行距離制限がないプランを提供しているかどうかも確認しましょう。
制約が少ないプランを選ぶことで、安心してリースを利用できます。
◆契約満了時に車がもらえる
契約満了時に車をもらえるプランを提供しているかどうかも確認しましょう。
これにより、長期間利用した車を手に入れることができます。
カーリースの選び方!より安く利用する方法は?
1)ホームページに掲載している取り扱いメーカー・車種や即納車OKの掲載台数
各社のホームページに掲載されている取り扱いメーカーや車種、即納車の台数を確認し、自分に合った車を選びましょう。
2)契約期間は長い方が月額のリース料金が安い
契約期間が長い方が月額料金が安くなるため、長期的な利用を検討することも一つの方法です。
3)維持費が安く済む車を選ぶ
燃費が良く、維持費が安く済む車を選ぶことで、トータルコストを抑えることができます。
4)新車よりも中古車リースにすればリース料金が安くなる
新車よりも中古車リースを選ぶことで、月額料金を大幅に抑えることができます。
5)自分のライフスタイルに合った契約プランの選択
自分のライフスタイルに合った契約プランを選ぶことで、無駄な費用を削減できます。
6)サポート体制
リース中のサポート体制が充実しているかどうかを確認しましょう。
万が一の時に安心して利用できる会社を選びましょう。
7)残価設定
残価設定が適切かどうかを確認しましょう。
残価が高く設定されていると、契約満了時の追加費用が少なくなります。
8)車両延長保証の有無
車両延長保証があるかどうかを確認し、万が一の時に備えましょう。
9)ガソリン割引があるカーリース会社の選択
ガソリン割引があるリース会社を選ぶことで、日々の燃料費を抑えることができます。
10)提携している信販会社
提携している信販会社を確認し、信頼できる会社を選びましょう。
11)取り扱い店舗の有無
取り扱い店舗が近くにあるかどうかも重要なポイントです。
店舗が近くにあると、気になる事も相談できますし、万が一の時にすぐに対応してもらえます。
12)安いカーリース会社を選ぶ
最後に、できるだけ安いカーリース会社を選ぶことも大切です。
しかし、単に価格だけでなく、サービス内容やサポート体制も総合的に比較して、最適なカーリース会社を選びましょう。
まとめ
カーリース契約を成功させるためには、さまざまな比較ポイントをしっかりとチェックすることが重要です。
月額料金の内訳や契約期間、契約方式、走行距離制限、残価精算、サポート体制、独自サービスなどを詳しく比較検討して、自分に合った最適なカーリース会社を見つけましょう。
また、より安く利用するためのポイントも押さえると、コストパフォーマンスの高いリース契約を実現できるでしょう。
いろいろなチェックポイントがあるので、オンラインや書面だけでは不安だという方もいらっしゃるでしょう。
弊社トヨダモータースでは対面でカーリースの説明やご契約を行っております。
気になる事、ご不明点がございましたらお気軽にご相談ください。