TOYODA MOTORS 
カーリースは、月々定額で新しい車が利用できることから、近年人気が高まっています。
カーリースは便利なサービスですが、契約時に注意すべき点があります。
この記事では、カーリース契約でよくある失敗事例を5つ紹介し、後悔しないための注意点について解説します。
カーリースを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
1. 走行距離制限のオーバー
失敗事例１
契約時に設定した走行距離を大幅に超過し、契約満了時に高額な追加料金を請求された。
契約時に設定した走行距離を大幅に超過してしまうと、契約満了時に1kmあたり数百円～数千円という高額な超過料金を請求されることがあります。
注意点
契約前に自身の走行パターンを十分に検討する
普段どのくらい車を運転しているのか、年間の走行距離を把握しておきましょう。
走行距離に余裕のある契約プランを選択する
予想よりも多く運転する可能性がある場合は、走行距離に余裕のあるプランを選ぶ方が安心です。
走行距離無制限のプランも検討する
長距離を頻繁に運転する方や、将来の走行距離が読めない場合は、走行距離無制限のプランも検討してみましょう。
2. 車両の改造・カスタマイズによるトラブル
失敗事例２
車を自分好みにカスタマイズしたが、契約満了時に原状回復費用が発生し、予想外の出費となった
愛着が湧いてしまい、車を自分好みにカスタマイズしたくなる方もいるかもしれません。
しかし、リース車両はリース会社が所有しているため、原則として改造やカスタマイズは禁止されています。
契約満了時に原状回復費用を請求される可能性があるため注意が必要です。
注意点
リース車両は所有権がリース会社にあることを理解する
自分の車ではないという意識を持つことが大切です。
改造やカスタマイズは原則として禁止されていることを認識する
契約書に記載されている内容を必ず確認しましょう。
軽微な変更でも事前にリース会社に確認する
カーナビの取り付けやシートカバーの交換など、軽微な変更であっても、事前にリース会社に確認することをおすすめします。
3. 中途解約による高額な違約金
失敗事例３
契約期間中に家庭の事情で車が不要になったが、中途解約に伴う高額な違約金が発生した
契約期間中に転職や引っ越しなど、ライフスタイルが大きく変化し、車が不要になるケースも考えられます。
しかし、契約期間中の解約には、高額な違約金が発生することが一般的です。
注意点
契約期間中の解約条件を事前に確認する
いつ解約すれば違約金が免除されるのか、あるいは違約金がどの程度発生するのかを事前に確認しておきましょう。
将来の生活変化も考慮して契約期間を選択する
短い期間でライフスタイルが大きく変化する可能性がある場合は、短期間の契約プランを選ぶ方がリスクを軽減できます。
解約時の費用についても契約前に詳細を確認する
違約金だけでなく、車両の返却費用や手続き費用なども確認しておきましょう。
4. 事故や大きな傷による想定外の費用
失敗事例４
事故で車に大きな損傷を与え、修理費用や減価償却費用の負担が発生した
事故によって車に大きな損傷を与えてしまった場合、修理費用や減価償却費用の負担が発生する可能性があります。
リース契約に含まれる保険によっては、自己負担額が発生する場合もあるため注意が必要です。
注意点
リース契約に含まれる保険内容を確認する
免責金額や補償範囲などをしっかりと確認しましょう。
必要に応じて追加の保険に加入することを検討する
全損や盗難など、より幅広いリスクに対応できる保険に加入することを検討しましょう。
車両の取り扱いには十分注意を払う
安全運転を心がけ、事故を起こさないようにしましょう。
5. 総支払額の誤認
失敗事例５
月々の支払いが安いと思って契約したが、総支払額を計算すると購入した方が安かったことに気づいた
月々の支払いが安いと思って契約したものの、契約期間全体の総支払額を計算してみると、購入した方が安かったというケースもあります。
注意点
月々の支払額だけでなく、契約期間全体の総支払額を確認する
金利や残価設定額なども考慮して、総支払額を正確に計算しましょう。
購入時のローンとの比較も行う
同じ車種を新車で購入した場合と、カーリースした場合の総支払額を比較してみましょう。
諸費用や税金なども含めた総コストを考慮する
車検費用や保険料など、維持費も忘れずに計算しましょう。
まとめ
カーリース契約を検討する際は、これらの失敗事例を参考に、自身の利用状況や将来の計画をよく考慮しましょう。
カーリースは便利な一方で、契約内容によっては思わぬ損をしてしまう可能性もあります。
契約内容を十分に理解し、疑問点はリース会社に確認することが重要です。
また、各社のサービス内容や料金を比較し、自分に最適なプランを選択することで、後悔のないカーリース利用が可能となります。
この記事はあくまで一般的な情報であり、個々の状況に合わせて判断してください。
より詳しい情報を知りたい場合は、専門家にご相談されるといいでしょう。