１ヶ月から利用できる短期リース、長期カーリースとの違いや利用時の注意点

車をもっと自由に、もっと便利に利用したい！と近年注目を集めているのが、「短期カーリース」です。
1ヶ月から利用できる手軽さから、マイカー購入の代わりに利用する人も増えています。

しかし、短期カーリースには、長期カーリースとの違いや利用時の注意点など、知っておいて欲しいポイントがいくつかあります。

初心者でもわかりやすく、 短期カーリースを解説していきます。
ぜひこの記事を参考にあなたにぴったりのカーリースライフを見つけてみてください。

短期カーリースについて

短期カーリースとは

短期カーリースとは、1ヶ月から3年程度の期間、定額料金で車を借りられるサービスです。
新車だけでなく、中古車も選択できます。

メリットは、頭金不要で契約でき、毎月の支払が定額です。
月々の費用に高額な車検費用や税金などの諸費用がコミコミなので、家計の管理がしやすいです。

契約期間中はマイカーと同じように自由に乗ることができます。

長期カーリースとの違い

長期カーリースと短期カーリースは、契約期間が大きく異なります。

項目	短期カーリース	長期カーリース
契約期間	1ヶ月～3年程度	3年以上
料金	比較的高め	比較的安め
車種	新車・中古車	新車が多い
審査	比較的簡単	比較的厳しい
解約	比較的容易	難しい

短期カーリースは、気軽に始められるのが特徴です。
一方、長期カーリースは、月々の支払いが短期カーリースよりも安く、新車に乗れるというメリットがあります。

短期カーリース以外のレンタカーやカーシェアとの違い

短期カーリースや長期カーリース、レンタカー、カーシェアは、それぞれ異なる特徴を持っています。

項目	短期カーリース	長期カーリース	レンタカー	カーシェア
契約期間	1ヶ月～3年程度	3年～数年	数時間～数日	短時間（30分～数時間）
利用	旅行や引っ越しなどに便利	マイカー感覚で利用可能	旅行や帰省などに便利	普段あまり車を使わない方におすすめ
料金	●基本料金のみ ●車検代や税金などの諸費用も含む	「基本料金＋オプション料金」の定額	利用時間・距離に応じた料金	利用時間に応じて
車種	豊富	軽自動車～高級車まで豊富	主に軽自動車～ミニバンなど	主に軽自動車～コンパクトカーなどに限られている
手続き	審査・契約	審査・契約	予約	会員登録・予約
責任範囲	契約者	契約者	利用者	利用者

短期カーリースや長期カーリースは、マイカー感覚で利用できるのがメリットです。
レンタカーやカーシェアは、短期間の利用に適しています。

短期カーリースを賢く選ぶ３つのポイント

短期カーリースを選ぶ際は、以下のポイントを参考にしましょう。

１．費用から選ぶ

短期カーリースの料金は、会社や車種によって大きく異なります。
また、長期間契約のカーリースと比較して異なる場合があります。

月額の基本料金だけでなく、初期費用や諸費用、オプション料金も忘れずに確認します。
走行距離に応じた料金が加算されることもあるため、事前に車の使用状況に応じた料金体系を確認しておきましょう。

月額料金	基本となる料金です。 走行距離や保険内容によって変動する場合があります。
初期費用	契約時に発生する費用です。 登録料や事務手数料などが含まれます。
諸費用	車検や税金などの費用です。 基本的には月額料金に含まれていますが、一部別途請求される場合もあります。

２．利用したい条件に合わせて選ぶ

短期カーリースには、様々なプランやオプションがありが、自分の利用シーンに合ったプランを選ぶことが重要です。

＜１＞ 利用目的

まず、カーリースを利用する目的をはっきりさせます。
例えば、以下のような目的が考えられます。

●旅行や帰省で長距離を運転する
●ビジネス用途で短期間使用する
●特別なイベント（結婚式やイベント参加）のために特定の車種を利用する

1人で利用するのか、家族で利用するかでも、リースする車種やサイズが変わってきます。
ビジネス向けのプランや、アウトドア向けのプラン等を用意しているリース会社もあります。

＜２＞ 車を使いたい日や利用時間と距離の見積もり

まず利用する期間を日を明確にします。
そして予想される走行距離を見積もります。
これにより、料金計算の基準となるため、過不足なくプランを選ぶことができます。

1ヶ月から利用できる会社が多いですが、中には3ヶ月以上利用が必要なプランもあります。
希望の納車日がある場合は、早めに予約しておきましょう。

＜３＞ 目的に合う車選び

目的に合った車種を選定しましょう。
例えば、多人数での移動が予定されている場合はミニバンやSUVが適していますし、短期間のビジネス利用であれば燃費の良いコンパクトカーやセダンが合理的です。

３．オプションで選ぶ

短期カーリースには、様々なオプションが用意されています。
自分に必要なオプションを選びましょう。

車種	豊富な車種から選ぶことができます。 新車だけでなく、中古車も選択できます。
保険	任意保険や車両保険などに加入できます。
メンテナンス	車検やオイル交換などのメンテナンスを依頼できます。

契約前に「サービス比較」と「最終確認」

上記3つのポイントを参考に料金やサービス内容を比較するために、複数のリース会社のプランを比較検討しましょう。
最もコストパフォーマンスの高いものを選びます。
料金だけでなく、保険やサポートの内容も比較の対象に含めると良いでしょう。

また利用者の口コミや評判をチェックすることで、より具体的な情報を収集することができます。
一部の会社では、無料トライアルを実施している場合もあります。
実際に利用してみてから契約を検討するのもいいですね。

プランを選んだら、契約条件、キャンセルポリシー、車の受け渡しと返却の方法など、細かい条件を再確認します。
不明点があれば事前に問い合わせておくことで、後のトラブルを避けることができます。

１か月、１年、２年の短期契約があるカーリース会社

	カーリース会社	リース期間	内容
１	ニコニコレンタカー	1ケ月～	対象エリアが決まっている
２	ニチゴカーリース	最短1ケ月 1ヶ月単位	対象エリアは関東全域 中古車のみ
３	定額カルモくん	1年～11年	国産全メーカー・全車種対応 初期費用不要
４	ニコノリ（新車）	1年～最大9年	国産全メーカー・全車種対応 全国47都道府県対象
５	ニコリース	最短1ケ月 1ヶ月単位	対象エリアは関東全域 審査なし 中途解約金なし（クレカ払いのみ）
６	ノレル	・最短1ヶ月のレンタカープラン ・1年～9年の新車リースプラン ・中古車リース　90日～	新車リースは国内の主要メーカー・全車種対応
７	リボーン・カーリース	最短1ケ月	中古車のみ 走行距離制限なし
８	SOMPOで乗ーる	1年～最大9年まで1年単位	国産全メーカー・全車種対応 福祉車両の取り扱いあり 電気自動車の取り扱いあり オンラインまたは電話対応のみ

利用期間１か月！短期カーリースとマンスリーレンタカーとカーシェア、どれがお得？

車をもっと自由に、もっと便利に！近年注目を集めているのが「短期カーリース」「マンスリーレンタカー」「カーシェア」です。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解し、自分にぴったりのカーサービスを選ぶことが重要です。

ここでは、利用期間1ヶ月の場合に、それぞれのサービスがどのような人におすすめなのか、詳しく比較していきます。

◆マイカーのように乗りたい人

マイカー感覚で車を運転したいという人におすすめなのは、短期カーリースです。

☆メリット☆

• マイカー同様のナンバーで利用できるので、駐車場の利用や高速道路の通行などに制限がありません。
• 契約期間中は、車検や税金などの諸費用もコミコミなので、ランニングコストが明確です。
• 長期契約に比べて審査が比較的簡単で、短期間の利用にも対応しています。

★デメリット★

• マンスリーレンタカーやカーシェアに比べて、月額料金が高めです。
• 車両保険への加入が義務付けられている場合が多いです。
• 走行距離に制限がある場合があります。

◆毎日、車に乗る人

毎日通勤や通学などに車を必要とする人におすすめなのは、マンスリーレンタカーです。

☆メリット☆

• 短期カーリースに比べて、月額料金が安くなります。
• 豊富な車種から選ぶことができ、自分にぴったりの車を見つけることができます。
• 短期間の利用でも、気軽に利用することができます。

★デメリット★

• 諸費用は別途請求される場合が多いです。
• 車両保険への加入は任意ですが、加入しておくと安心です。
• 短期カーリースに比べて、審査が厳しめになる場合があります。

◆料金の安さで選びたい・契約したい人

とにかく料金を安く抑えたいという人におすすめなのは、カーシェアです。

☆メリット☆

• 利用時間に応じて料金が発生するので、短時間利用の場合は非常に安くなります。
• 事前に予約しておく必要がなく、気軽に利用することができます。
• 駐車場代も込みなので、駐車場所を探す手間がありません。

★デメリット★

• マイカー感覚で利用することはできません。
• 荷物をたくさん載せることはできません。
• 利用できる車種が限られています。

◆手続きのしやすさ

とにかく簡単に手続きしたいという人におすすめなのは、マンスリーレンタカーです。

☆メリット☆

• 短期カーリースに比べて、手続きが簡単です。
• インターネットで申し込み・予約することができます。
• 店舗に行かなくても、自宅まで車を届けてくれるサービスもあります。

★デメリット★

• 短期カーリースに比べて、月額料金が高くなります。
• 諸費用は別途請求される場合が多いです。
• 車両保険への加入は任意ですが、加入しておくと安心です。